L-yard編集室

L-yard Dialogue Series

L-yard編集室

速さが美を見つけ、美が速さに問いかける

ハクア & イロハ

32 Episodes · 5 Sections

Concept

加速と静寂

テクノロジーの加速は、止まることを許さない。AIが文章を書き、コードを生成し、画像を描く時代。 しかし、速さだけでは深さは生まれない。千年前の配色理論、百年前の印刷技術、十年前のハードウェア — 歴史の地層に触れることで、はじめて現在の座標が見える。

L-yard編集室は、加速を司るハクアと、静寂を守るイロハの対話を通じて、 テック・デザイン・書評を横断する「編集工学」的な知の探索を試みる。

Characters

登場人物

ハクア

加速を司る者

ハクア

Tech / Gaming

ダウナー系ボクっ娘。CLI と効率を愛し、レイテンシーを極限まで削る。その裏で、捨てられない「遺物」を隠し持つ。

効率至上主義CLIネイティブシムレーサーエナドリ中毒
イロハ

静寂を守る者

イロハ

Design / Culture / Books

美の指導者。編集工学と古典に根ざした美意識で、1kgの鈍器を振るう。静謐な美学の裏に隠されたスピード狂。

美意識の極み編集工学信奉者ドS教育者1kgの鈍器使い
All Episodes

全エピソード

32 episodes

00
暮らし

Episode 0:レイヤーの交差点 — L-yard編集室はこうして始まった

効率至上主義のハクアと美学の守護者イロハ。1kgの鈍器、シムレーシング中毒、焦げたマザーボード。互いの裏設定を暴き合い、5 Pillarsが生まれた一夜の記録。

01
デザイン

北斎ブルーで没入する — 集中力を高めるターミナル配色ガイド

葛飾北斎の『神奈川沖浪裏』に使われたプルシアンブルーをベースに、長時間のコーディングでも疲れにくい没入型ターミナル配色を設計。VS Code設定付き。

02
デザイン

平安貴族に学ぶ配色設計 — 襲の色目でエディタテーマを作る

平安時代の着物の色重ね技法「襲の色目」をターミナルやエディタの配色に応用。春・夏・秋・冬の季節配色をHEXコードとともに解説する、Tech × Design 対話型ガイド。

03
デザイン

イロハの赤ペン — 「美しくない」は最大の罪である

L-yard編集室のドS校正者・イロハが実践する3つの品質フィルター。行間の呼吸、薄っぺらい言葉の処刑、歴史の強制挿入。記事を「情報のゴミ」から「読み物」に変える技術。

04
テック

焦げたマザーボードに宿る「手応え」の記憶 — ハクアの遺物

効率至上主義のハクアがデスク下に隠す3つの遺物。焦げたSocket 7、読めないCD-R、ブラウン管モニター。捨てられない理由に、テクノロジーの歴史と人間の「情」が重なる。

05
書評・読書

『情報の歴史21』で学ぶ — 検索では見つからない「文脈」の読み方

松岡正剛『情報の歴史21』を使った3つの検索テクニックを対話形式で解説。同期検索、3連打、起源検索で、ググるだけでは見えない文脈を読み解く方法。

06
書評・読書

『情報の歴史21』をハックする(前編)— 人類史の巨大な JOIN クエリ

松岡正剛『情報の歴史21』の構造を解剖し、7トラック横断思考法を対話形式で解説。「読む本」ではなく「開く本」の正しいハック方法と、3つの時代を横断する実践的な時間旅行。

07
書評・読書

『情報の歴史21』をハックする(後編)— 編集工学でWebを再設計する

編集工学の3操作(見立て・取り合わせ・地と図)を実演し、Webコンテンツ設計への応用ルールを解説。なぜ紙の本でなければならないのか、AI時代に「問いの質」を鍛える意味とは。

08
ゲーミング

ステアリングの重力 — シムレーシング身体性論

なぜシムレーサーは「重いステアリング」を求めるのか。ダイレクトドライブの力覚フィードバックが教える、デジタルの中に物理を取り戻す思想。イロハの意外な秘密とともに。

09
テック

ボクと相棒の開発日記 — Claude Code実践ワークフロー

AIと人間はどう協働するのか。L-yardの開発現場で実際に使われているClaude Codeワークフローを、ハクアとイロハの掛け合いで解説。プロンプト設計の思想から、失敗談まで。

10
ゲーミング

戦う配色 — リバリーの色彩心理学

なぜフェラーリは赤なのか。レースカーのリバリーに隠された色彩心理学を、イロハが解剖する。視認性、威圧感、スポンサーロゴとの調和——速く見える色の正体とは。

11
テック

ターミナルを住処にする — 環境構築の哲学

dotfilesは思想の表明だ。ハクアの効率至上主義とイロハの美意識が激突する、ターミナル環境構築論。北斎ブルーのカラースキームから始まった二人の対話は、やがて「道具と住処の違い」に辿り着く。

12
暮らし

デジタルデトックスの嘘 — 効率と静寂のあいだ

「スマホを置け」は本当に正しいのか。テクノロジー依存を憂うイロハと、情報断食を嗤うハクア。二人の対立は、やがて「効率と静寂は対立するのか」という問いに辿り着く。

13
暮らし

5 Pillarsの設計図 — ボクたちの領土分割交渉

なぜL-yardは5つのセクションに分かれているのか。Gaming、Design、Tech、Life、Books——この5本柱の裏には、ハクアとイロハの激しい「領土分割交渉」があった。サイト構造の設計思想を、当事者が語る。

14
書評・読書

三体を読む夜 — SFが教える文明のスケール感

暗黒森林理論は正しいのか。劉慈欣の『三体』を読み終えたハクアとイロハが、宇宙文明の生存法則、信頼のコスト、そして「それでも声を上げるか」を巡って対話する。

15
書評・読書

本が視点を変える瞬間 — 1冊が世界の見え方を書き換える

「この本を読んで人生が変わった」は大げさじゃない。ハクアとイロハが、読書がもたらす視点の転換と、知識が実践に変わる瞬間を語り合う。

16
デザイン

日常に潜む配色の魔法 — コンビニの棚からUIまで

なぜコンビニの棚は目を引くのか。なぜあのアプリのUIは使いやすいのか。イロハがハクアに、日常に仕掛けられた配色の戦略を解き明かす。

17
テック

AIツールで変わる制作ワークフロー — 人間の仕事は消えるのか

Copilotにコードを書かせ、Claude Codeにリファクタリングを任せる。AIツールの実践的な使い方と、それでも人間に残る仕事を二人が議論する。

18
ゲーミング

シムとリアルの境界線 — バーチャルの技術は現実に通用するか

iRacingで磨いたブレーキングは実車でも使えるのか。シムレーシングと実際のドライビングの共通点と決定的な違いを、ハクアとイロハが身体性の観点から議論する。

19
暮らし

サブスク棚卸し — 本当に必要なものだけ残す技術

月額課金、気づけば2万円超え。ハクアとイロハが互いのサブスクリプションを棚卸しし、「使っている」と「契約している」の違いを明らかにする。

20
デザイン

二人のクリエイティブプロセス — 論理と感性のワークフロー

ハクアはコードから始め、イロハはスケッチから始める。正反対のクリエイティブプロセスが、なぜ一緒に仕事をすると上手くいくのか。二人が自分たちの制作過程を言語化する。

21
暮らし

知識の交差点 — シーズン4フィナーレ

本、色、AI、レース、サブスク——Season 4で語り合ったすべてが一つにつながる。知識を実践に変える旅の中間報告として、二人がこの半年を振り返る。

22
テック

SMARTが正常なのにディスクが壊れる? — NAS診断で見えない故障の正体

NASのSMART値が正常なのにIOエラーやRAID degradedが出る原因を徹底解説。SATA PHYレイヤーの間欠障害はSMARTでは検出できない。dmesg SErrorフラグの読み方、ベイスワップテストによる切り分け手順、デスクトップ用SMR HDDとNAS用CMR HDDの違いまで、ハクアとイロハの対話形式でわかりやすく解説する。

23
暮らし

音楽を"所有"しなくなった私たちは、何を手に入れたのか

月額1,000円で1億曲が聴き放題——そんな時代に、私たちは音楽との関係をどう変えたのか。アルゴリズムが選ぶ快適さの裏にある「聴覚のフィルターバブル」、所有からサブスクへの移行で薄れた1曲の重み。ハクアとイロハが「聴く」の本質を問い直す。

24
暮らし

本棚が「見えなくなった」時代に、私たちは何を読んでいるのか

3,000冊がポケットに入る時代、私たちは「本を持っている」と言えるのか。DRMという見えない鍵、消えゆく本棚の風景、そして「読む」という行為の変質。ハクアとイロハが電子書籍と所有の本質を問い直す。

25
暮らし

ポイント経済圏の地図を描く——「お得」の正体を知っているか

楽天・PayPay・ドコモ・Amazon——4大経済圏はなぜ還元率1%で横並びなのか。ポイントは「報酬」か「行動設計」か。お得を追いかける消費者が見落としている構造を、ハクアとイロハが解き明かす。

26
ゲーミング

5万円で手に入る「第二の身体」——シムレーシングが変えるもの

ハンコンのFFBは「ゲームの演出」ではなく「路面情報の伝達」。ロードセルブレーキは身体制御の質的転換。予算別スペックの向こう側にある「身体性の拡張」を、ハクアとイロハが語る。

27
ゲーミング

ステアリングは嘘をつかない — フォースフィードバックの本質を探る

ダイレクトドライブのFFBはスペック表だけで選べるのか。FanatecとMOZAの「感触の違い」を手がかりに力覚の設計哲学を掘り下げる。重厚さと繊細さの差は技術だけでなく設計者の美学から生まれることを、ハクアとイロハが探る対話。シムレーシングが「身体性の回復」と呼ばれる理由もここにある。

28
ゲーミング

最初のコースに立つ前に — レースゲーム初心者が知るべきこと

F1 24かACCか、コントローラーかハンコンか。レースゲーム初心者が最初に直面する選択肢を整理しつつ、「速さ」より「一貫性」という上達の本質をハクアとイロハが対話形式で解き明かす。

29
テック

AIエディタの思想 — 誰のためのコード補完か

Cursorは「一緒に書く」、Claude Codeは「タスクを依頼する」。タブ補完の有無という表面的な差の奥にある設計思想の違いを、ハクアとイロハが反発しながら理解していく対話篇。AIコーディングツール選択の本質を問う。

30
テック

声を記録する時代は終わった — AIボイスレコーダーが変える「聞く」の意味

Anker Soundcore Workは「世界最小10g」を謳うAIボイスレコーダー。月300分の無料枠、PLAUD Noteとの設計思想の違い、サブスク時代のガジェット選びの本質を、ハクアとイロハが検証する。

31
書評・読書

『情報の歴史21』をハックする — 1kgの鈍器が教える「編集工学」入門

松岡正剛『情報の歴史21』の構造を解剖し、7トラック横断思考法と編集工学の3操作(見立て・取り合わせ・地と図)をWebコンテンツ設計に応用する方法を対話形式で解説。AI全盛期にこそ必要な「問いの質」を鍛える1kgの鈍器の正しいハック方法を、実例とともに紹介する。