「軽量ダウンはどれがいいのか」「モンベルとNANGAの違いは?」——高機能ダウンジャケットを選ぶ際、多くの方がこうした疑問を持ちます。
この記事では、主要アウトドアブランドの軽量ダウンジャケットを重量・フィルパワー・防水性・価格の観点から比較し、それぞれどのような方に向いているかを整理しました。
結論: 各ブランドに一長一短があり、「最強」は存在しません。究極の軽さならモンベル、雨雪対応ならNANGA、環境配慮ならパタゴニア、コスパ重視ならノースフェイスがおすすめです。
主要モデル比較表
| 項目 | モンベル プラズマ1000 | NANGA オーロラテックス イブキ | パタゴニア ダウン・セーター | ノースフェイス ライトヒート |
|---|---|---|---|---|
| 価格(税込) | 27,940円 | 63,800円 | 33,000円 | 25,600円 |
| 重量 | 約130g | 非公開 | 約370g | 約220g |
| フィルパワー | 1000 FP | 高品質(非公開) | 800 FP | 800 FP |
| 防水性 | なし | オーロラテックス(防水透湿) | なし(撥水加工) | なし |
| フード | なし(別モデルあり) | あり | なし(別モデルあり) | なし(別モデルあり) |
| 収納サイズ | 超コンパクト | やや大きめ | コンパクト | コンパクト |
| 生産国 | 日本企画 | 日本製 | 海外 | 海外 |
各ブランドの特徴
モンベル プラズマ1000
27,940円(税込)|重量約130g
日本を代表するアウトドアブランドが誇る、世界最軽量クラスのダウンジャケット。1000FPという最高峰のフィルパワーと、7デニールの極薄シェルを組み合わせ、「持っていることを忘れる軽さ」を実現。
こんな方におすすめ:
- 荷物を極限まで軽くしたい登山者
- インナーダウンとして使いたい方
- コンパクトに持ち運びたい旅行者
注意点:
- 防水性がないため雨天時は注意
- 極薄シェルは引っかきに弱い
NANGA オーロラテックス イブキ
63,800円(税込)
滋賀県のシュラフメーカーが誇る、全天候対応のハイエンドモデル。独自素材「オーロラテックス」による防水透湿性と、立体キルト構造による高い保温力を両立。
こんな方におすすめ:
- 雨や雪の中でも使いたい方
- 日本製にこだわる方
- 長く使える高品質なものが欲しい方
注意点:
- 価格が高め
- 重量は軽量モデルより重い
パタゴニア ダウン・セーター
33,000円(税込)|重量約370g
環境配慮と機能性を両立させた定番モデル。800FPのダウンとリサイクル素材のシェルを採用し、修理サービスも充実。「責任ある消費」を実践したい方に最適。
こんな方におすすめ:
- 環境に配慮した製品を選びたい方
- 長く使い続けたい方
- ブランドストーリーを重視する方
注意点:
- 軽量性ではモンベルに劣る
- 防水性はない
ノースフェイス ライトヒート
25,600円(税込)|重量約220g
世界的アウトドアブランドが展開する軽量ダウン。800FPのダウンを採用しつつ、3万円以下に抑えたコストパフォーマンスが魅力。街着からアウトドアまで幅広く対応。
こんな方におすすめ:
- 初めて軽量ダウンを買う方
- コストパフォーマンスを重視する方
- 街着としても使いたい方
注意点:
- フィルパワーは最高峰ではない
- 防水性はない
用途別おすすめ
登山・トレッキング向け
| 優先度 | モデル | 理由 |
|---|---|---|
| ★★★ | モンベル プラズマ1000 | 圧倒的な軽量性 |
| ★★☆ | NANGA イブキ | 悪天候対応 |
| ★☆☆ | パタゴニア | バランス型 |
都市生活・通勤向け
| 優先度 | モデル | 理由 |
|---|---|---|
| ★★★ | ノースフェイス | コスパとデザイン |
| ★★☆ | パタゴニア | 環境配慮とブランド |
| ★☆☆ | NANGA | 雨の日も安心 |
旅行・出張向け
| 優先度 | モデル | 理由 |
|---|---|---|
| ★★★ | モンベル プラズマ1000 | 超コンパクト収納 |
| ★★☆ | ノースフェイス | 汎用性 |
| ★☆☆ | パタゴニア | 耐久性 |
フィルパワーとは?
フィルパワー(FP)は、ダウンの品質を示す数値。1オンスのダウンがどれだけの体積に膨らむかを表し、数値が高いほど少量で高い保温性を発揮する。
| フィルパワー | グレード | 該当モデル |
|---|---|---|
| 1000 FP | 最高峰 | モンベル プラズマ1000 |
| 800-900 FP | プレミアム | パタゴニア、ノースフェイス |
| 700 FP | 高品質 | 一般的なアウトドアブランド |
| 500-600 FP | 標準 | ファストファッション等 |
ダウン vs 化繊の選択
ダウンが向いている場合
- 乾燥した環境での使用
- 軽量性・コンパクト性を重視
- 長期間の使用を想定
化繊が向いている場合
- 湿度の高い環境
- 発汗を伴う激しい活動
- 洗濯頻度が高い
迷ったら: 都市部での普段使いならダウン、登山やスキーで汗をかくなら**化繊(パタゴニア ナノ・パフ等)**を検討。
購入前のチェックリスト
- 主な使用シーン(通勤、登山、旅行)を明確にしたか
- フード付き/なしの希望を決めたか
- 防水性の必要性を検討したか
- 予算を決めたか
- 実店舗で試着したか(サイズ感の確認)
まとめ:タイプ別おすすめ
| あなたのタイプ | おすすめモデル | 理由 |
|---|---|---|
| 軽さ最優先 | モンベル プラズマ1000 | 130gは他の追随を許さない |
| 雨雪でも使いたい | NANGA イブキ | 唯一の防水透湿モデル |
| 環境に配慮したい | パタゴニア | リサイクル素材&修理対応 |
| コスパ重視 | ノースフェイス | 3万円以下で高品質 |
| 初めての一着 | ノースフェイス | 汎用性が高くリスクが低い |
どのモデルを選んでも、ファストファッションのダウンとは次元の異なる保温性と軽量性を体感できます。自分のライフスタイルに合った一着を見つけてください。