AI画像生成ツール比較【2026年版】|Midjourney・DALL-E・Flux
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AI画像生成ツール比較【2026年版】|Midjourney・DALL-E・Flux

2026年最新のAI画像生成ツールを徹底比較。Midjourney V6、DALL-E 3、Flux、Stable Diffusion 3の機能・料金・品質・用途別おすすめを解説。プロンプト例付き。

AI画像生成 Midjourney DALL-E Stable Diffusion Flux 画像生成AI

テキストから画像を生成するAIツールは、2024年以降急速に進化した。アート制作、広告素材、プロトタイピング——あらゆる場面で「AIに絵を描かせる」ことが当たり前になりつつある。

しかし、ツールごとに得意分野・料金体系・使い勝手が大きく異なる。**「結局どれを使えばいいの?」**という疑問に答えるため、2026年1月時点の主要AI画像生成ツールを徹底比較する。

結論: アートならMidjourney、API統合ならDALL-E 3、ローカル実行ならFlux/SD3、無料ならStable Diffusion。


主要ツール一覧

2026年の4強

ツール開発元特徴月額料金
Midjourney V6Midjourneyアート品質最高峰$10〜$120
DALL-E 3OpenAIプロンプト理解力ChatGPT Plus込み$20
FluxBlack Forest Labs高速・高品質API従量課金
Stable Diffusion 3Stability AIオープンソース無料〜API課金

ツール別詳細比較

Midjourney V6

最高品質のアート生成を求めるなら

Midjourneyは、アーティスティックな画像生成において他を圧倒する。特にV6は、フォトリアリズムと芸術性の両立で評価が高い。

項目内容
利用方法Discord / Web(ベータ)
解像度最大2048×2048
生成速度約30秒〜1分
日本語対応部分的(英語推奨)

料金プラン:

プラン月額GPU時間商用利用
Basic$103.3時間
Standard$3015時間
Pro$6030時間
Mega$12060時間

得意分野:

  • ファンタジー・SF イラスト
  • コンセプトアート
  • 建築ビジュアライゼーション
  • ファッション・プロダクトデザイン

苦手分野:

  • 正確なテキスト挿入
  • 技術的なダイアグラム
  • API統合(Discordのみ)

プロンプト例:

a serene Japanese garden in autumn,
golden maple leaves floating on a koi pond,
soft morning mist, cinematic lighting,
highly detailed, 8k --ar 16:9 --v 6

DALL-E 3

プロンプト理解力No.1

OpenAIのDALL-E 3は、複雑な指示を正確に理解する能力が突出している。ChatGPTとの統合により、対話形式で画像を生成できる。

項目内容
利用方法ChatGPT / API
解像度1024×1024, 1792×1024, 1024×1792
生成速度約10〜20秒
日本語対応○(良好)

料金:

利用方法料金
ChatGPT Plus$20/月(制限あり)
API(1024×1024)$0.040/枚
API(1792×1024)$0.080/枚
API(HD品質)$0.120/枚

得意分野:

  • テキスト入り画像(ロゴ、ポスター)
  • 複雑な構図の指示
  • ChatGPTとの対話的生成
  • ビジネス資料の図解

苦手分野:

  • 極端にアーティスティックなスタイル
  • アニメ・漫画調(ポリシー制限)
  • 著作権のある作品の模倣

プロンプト例:

A cozy coffee shop interior with large windows
showing a rainy Tokyo street. Warm lighting,
wooden furniture, a cat sleeping on a cushion
by the window. Realistic photography style.

Flux

高速・高品質の新星

Black Forest Labs(Stability AIの元メンバーが設立)が開発したFluxは、2024年後半から急速に評価を上げている。特にFlux.1 Proは、Midjourneyに匹敵する品質を高速で生成できる。

項目内容
利用方法API / ローカル実行
解像度最大4096×4096
生成速度約2〜5秒(API)
日本語対応部分的

モデルラインナップ:

モデル特徴料金
Flux.1 Pro最高品質$0.055/枚(API)
Flux.1 Dev開発者向け無料(非商用)
Flux.1 Schnell超高速無料(Apache 2.0)

得意分野:

  • フォトリアリズム
  • 高速バッチ処理
  • API統合
  • ローカル実行(RTX 4090推奨)

苦手分野:

  • 独特のアート表現(Midjourneyほどではない)
  • 日本語プロンプト

プロンプト例:

Professional product photography of a sleek
wireless earbuds case, white background,
soft studio lighting, minimalist design,
high-end advertising style

Stable Diffusion 3

オープンソースの王者

Stability AIのStable Diffusion 3は、オープンソースでありながら商用レベルの品質を実現。ローカル実行やカスタムモデル作成が可能。

項目内容
利用方法ローカル / API / 各種サービス
解像度最大4096×4096
生成速度環境依存(GPU次第)
日本語対応△(英語推奨)

バージョン比較:

モデルパラメータ特徴
SD3 Medium2Bバランス型
SD3 Large8B高品質
SD3 Large Turbo8B高速版

料金:

  • ローカル実行: 無料(GPU必要)
  • API: $0.035〜$0.065/枚
  • ComfyUI/AUTOMATIC1111: 無料

得意分野:

  • カスタムモデル・LoRA
  • ControlNet統合
  • ローカル完結(プライバシー)
  • コミュニティ拡張

苦手分野:

  • 初期設定の難易度
  • 一貫したスタイル維持

比較表

品質・機能比較

項目MidjourneyDALL-E 3FluxSD3
画質
プロンプト理解
テキスト描画
生成速度GPU依存
カスタマイズ×
API利用×
商用利用
無料枠×

用途別おすすめ

用途おすすめ理由
アート・イラストMidjourney芸術性が最高
ビジネス資料DALL-E 3テキスト・図解に強い
プロダクト写真Flux Pro高速・高品質
個人プロジェクトSD3 / Flux Schnell無料で使える
バッチ処理Flux APIコスパ最強
プライバシー重視SD3ローカルデータ外部送信なし

料金シミュレーション

月100枚生成する場合

ツール方法月額コスト
MidjourneyBasic$10
DALL-E 3ChatGPT Plus$20(制限内なら)
DALL-E 3API$4〜$12
Flux ProAPI$5.50
Flux Schnellローカル電気代のみ
SD3ローカル電気代のみ

月1000枚生成する場合

ツール方法月額コスト
MidjourneyStandard$30
DALL-E 3API$40〜$120
Flux ProAPI$55
SD3API$35〜$65
SD3ローカル電気代のみ

大量生成ならFlux APIまたはローカル実行がコスパ最強


選び方フローチャート

どんな画像を作りたい?

├─ アート・イラスト
│   └─ 予算あり → Midjourney
│   └─ 無料で → SD3 + 好みのLoRA

├─ ビジネス用(資料、プレゼン)
│   └─ DALL-E 3(ChatGPT経由)

├─ 商品写真・広告
│   └─ Flux Pro(高速・高品質)

├─ 大量バッチ処理
│   └─ Flux API / SD3 API

└─ プライバシー重視・無料
    └─ SD3 / Flux Schnellローカル

ローカル実行のすすめ

プライバシーやコストを重視するなら、ローカル実行を検討しよう。

必要スペック

項目最低推奨
GPURTX 3060 (12GB)RTX 4090 (24GB)
VRAM8GB16GB+
RAM16GB32GB
ストレージSSD 100GBNVMe 500GB

おすすめツール

ツール特徴
ComfyUIノードベースで柔軟
AUTOMATIC1111多機能、拡張豊富
Fooocusシンプルで使いやすい
InvokeAIプロ向けUI

セットアップ例(Flux Schnell + ComfyUI)

# ComfyUIインストール
git clone https://github.com/comfyanonymous/ComfyUI
cd ComfyUI
pip install -r requirements.txt

# Flux Schnellモデルダウンロード
# HuggingFaceから取得

2026年のトレンド

1. 動画生成の台頭

Sora(OpenAI)、Runway Gen-3、Pika Labsなど、テキストから動画を生成するツールが急速に進化。2026年後半には実用レベルに達すると予測される。

2. 3D生成

テキストから3Dモデルを生成するツール(Tripo AI、Meshy等)が登場。ゲーム開発やプロダクトデザインへの応用が進む。

3. 統合ワークフロー

Canva、Figma、Adobe Creative Cloudへの統合が進み、デザインツールから直接AI画像生成が可能に。


まとめ

2026年のAI画像生成は、用途に応じた選択が重要。

重視するもの選ぶべきツール
芸術性Midjourney V6
使いやすさDALL-E 3(ChatGPT)
速度・コスパFlux
カスタマイズ・無料Stable Diffusion 3

おすすめの使い分け:

  1. まずはDALL-E 3(ChatGPT Plus)で始める
  2. 品質を追求するならMidjourneyを追加
  3. 大量生成やAPI統合が必要ならFlux
  4. 完全無料・プライバシー重視ならSD3ローカル

どれか1つに絞る必要はない。複数ツールの併用が2026年のベストプラクティスだ。


関連リンク

公式サイト

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