Figma入門|UIデザインの業界標準ツールを始める
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Figma入門|UIデザインの業界標準ツールを始める

Figmaの特徴と基本概念を解説。なぜFigmaが業界標準になったのか、他ツールとの違い、無料プランでできることを紹介。ブラウザベース・リアルタイム共同編集・無料プランの3つの特徴から、UIデザインツールのデファクトスタンダードとなった理由を明らかにする。

2026/2/15更新
FigmaUIデザインデザインツール

UIデザインツールの世界で、Figmaが圧倒的なシェアを獲得している。

かつてはPhotoshop、Illustrator、Sketchが主流だった。しかし2020年代に入り、Figmaがデファクトスタンダードとなった。

なぜFigmaがこれほど支持されているのか。本記事では、Figmaの特徴と基本概念を解説する。


Figmaとは

Figmaは、ブラウザで動くUIデザインツールである。2016年に正式リリースされ、現在ではUIデザイナーの必須スキルとなっている。

3つの特徴

特徴説明
ブラウザベースインストール不要。URLを開くだけで使える
リアルタイム共同編集複数人が同時に同じファイルを編集可能
無料プランあり個人利用なら無料で十分な機能

この3つが揃っているデザインツールは、Figmaだけである。


なぜFigmaが業界標準になったか

1. チーム開発との相性

従来のデザインツールは、ファイルをローカルに保存し、メールやSlackで共有していた。これには問題があった。

  • 「どれが最新版?」というバージョン管理の混乱
  • デザイナー以外がファイルを開けない
  • フィードバックに時間がかかる

Figmaはこれらをすべて解決した。URLを共有するだけで、誰でも最新のデザインを見られる。エンジニアやPMも、ブラウザでデザインを確認できる。

2. 低い導入障壁

Sketchは有料&Mac専用だった。Adobe XDは競合のFigmaに押されてサポート縮小が発表された。

一方、Figmaは無料で始められ、Mac/Windows/Linuxすべてで動く。学生や個人開発者も気軽に使えることで、ユーザーベースが急速に拡大した。

3. 開発者フレンドリー

Figmaは、デザインからコードを書き出す機能が充実している。

  • CSSの値を直接コピーできる
  • 余白やサイズがピクセル単位で確認できる
  • コンポーネント構造がReactと似ている

デザイナーとエンジニアの共通言語として機能するため、チーム全体の生産性が上がる。


他のツールとの比較

ツール料金プラットフォーム共同編集特徴
Figma無料〜Web/Desktop業界標準、軽量
Adobe XD有料Mac/Winサポート縮小中
Sketch有料Mac専用老舗、プラグイン豊富
Photoshop有料Mac/Win×画像編集向け

UIデザインを始めるなら、まずFigmaを選ぶのが合理的である。


Figmaでできること

UIデザイン

Webサイトやアプリの画面をデザインする。フレーム(画面サイズ)を設定し、その中に要素を配置していく。

プロトタイプ

画面遷移やクリック時の動きを設定し、実際のアプリのように動かせる。コードを書かずに操作感を確認できる。

コンポーネント管理

ボタンやカードなどのパーツを「コンポーネント」として定義し、一箇所の変更を全体に反映できる。デザインの一貫性を保つ仕組みである。

デザインシステム構築

色、フォント、スペーシングなどのルールを定義し、チーム全体で共有できる。大規模プロジェクトでは必須の機能である。


無料プランでできること

Figmaの無料プラン(Starter)でも、以下の機能が使える。

機能制限
デザインファイル3ファイルまで
プロジェクト無制限
コンポーネント使用可能
プロトタイプ使用可能
共同編集使用可能
バージョン履歴30日間

学習目的なら無料プランで十分である。ファイル数の制限は、古いファイルを削除すれば対応できる。


始め方

1. アカウント作成

figma.com にアクセスし、「Get started for free」からアカウントを作成する。Googleアカウントでも登録可能。

2. 新規ファイル作成

ダッシュボードから「New design file」をクリック。これでデザインを始められる。

3. フレームを作成

Fキーを押し、右パネルからデバイスサイズ(iPhone、Desktopなど)を選択。これがデザインの土台になる。


学習リソース

公式

コミュニティ

  • Figma Community — 他のデザイナーが公開したファイルを閲覧・複製できる。プロの作り方を学ぶ最良の方法。

書籍

  • 「Figma for UIデザイン」などの入門書も多数出版されている

次のステップ

Figmaの基本を理解したら、以下のステップで学習を進める。

  1. 既存のUIをトレース — 好きなアプリを模写して、作り方を学ぶ
  2. コンポーネントを使う — 再利用可能なパーツを作る習慣をつける
  3. オートレイアウトをマスター — 要素の自動配置を覚えると効率が上がる
  4. プロトタイプを作る — 動きをつけて、操作感を確認する

Figmaは機能が豊富だが、全部を一度に覚える必要はない。まずは手を動かし、必要に応じて機能を学んでいくのが効率的である。


まとめ

Figmaは、UIデザインの業界標準ツールである。

  • ブラウザで動き、インストール不要
  • 無料で始められる
  • チームでリアルタイム共同編集
  • デザイナー以外も閲覧・コメント可能

UIデザインを学ぶなら、Figmaから始めるのが最も合理的な選択である。

※ 本記事は2025年1月時点の情報です。Figmaの機能・料金は変更される場合があります。


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